ども、バフェットからリバモアまで、投資家たぬきちです。
多くの投資家やトレーダーから絶賛されている名著「欲望と幻想の市場」を読みましたので感想やら名言やらを。
欲望と幻想の市場はトレーダーの心ともいうべき、トレーディング哲学が自然と身につきます。
そして今や当たり前に使われる相場の名言の数々が記載されている書籍です。
海外旅行時の飛行機の中で読み始めたら止まらず一気に読んでしまいました笑
この本を通してトレーダーとして一歩成長できたと感じます。
何よりも自分を信じること
「相場で生計を立てる場合は自分を信じる必要がある」。
この言葉通り、なによりも自分の知力と経験を信じない限り、トレーダーとしての成功は難しいということを痛感できます。
他人のアドバイスや考えに影響を受けず、あくまで自分で考えて、自分で決断してトレードを行う。
どのトレーダーもいっていることではありますが、他人の意見をもとにトレードした結果はうまくいかないということです。
自分を信じてトレードすることで、たとえ失敗しても、それをベースに自分自身をトレーダーとして成長させることができます。
大きなトレンドに従うこと
トレンドに逆らわずに、長期トレンドをベースとしてトレードする。
リバモアが破産によって学んだことの一つです。
マーケットの流れに敵対してはならず、マーケットを味方にした上でトレードを行う必要があるということ。
莫大な金額をトレードしていたリバモアでさえも、トレンドに逆らって勝つことは難しいということです。
たぬきちのようなちっぽけな個人トレーダーが逆らった一瞬でつぶされてしまうことでしょう。
実践で試し、そこから学ぶ
シミュレーションなど机上の空論でのトレードは何も役に立たないと断言しています。
それもそのはず、実弾を使うことによる精神的プレッシャーをうまく扱えるようになることがトレーダーには必要なことだからです。
命がかかった勝負によって、実戦経験を積むことが、トレーダーとしての成長に不可欠。
安全に石橋を叩いて渡るたぬきちですが、恐れず飛び込み、学びを活かしながら前進していこう、と強く思いました。
人々が相場観を変えるのに遅すぎるため、確信とは遅れて動きが発生する
これは投資家あるあるではないでしょうか。
リバモアも仕掛けるのが早すぎるパターンで失敗しています。
一般大衆が相場観を変えるのは遅すぎるため、自分自身が確信したタイミングとはずれて動きがはじまるということを意識しています。
たぬきちも仕掛けるのが早いことが多いので、じっくり我慢してから仕掛けるようにしていこうと思います。
投資に携わる方は必読の書
トレーダーはもちろんのこと、バフェット流の堅実な投資をしている方も読んだほうがよい一冊です。
これから投資をはじめようという方や、仮想通貨にハマっている方にもおすすめいたします。
- 作者: エドウィンルフェーブル,Edwin Lef`evre,林康史
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 1999/04/01
- メディア: 単行本
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