従来の安定的な成功モデルが崩れていく中で、未来の働き方を模索する本書。
基本的には、自分のやりたいことをやるということに尽きます。
引きこもりや社会との不適合などの挫折や苦労の中で、
自分の独自性を追求し、今に生きたイノベーター8人の話が読めます。
武田双雲(書道家)
佐渡島庸平(編集者、コルク社長)
増田セバスチャン(アートディレクター)
田村淳(お笑いタレント)
HIKAKIN(Youtuber)
小田吉男(LINK-UP社長、インキュベーター/プロデューサー)
小橋賢児(映画監督/俳優/イベントプロデューサー)
岡田斗司夫(社会評論家)
個人的にタメになったのは、序盤3人のお話。
自分の感性でまとめてみました。
武田双雲(書道家)
・問題解決のために、問題をわざわざ作らない。既に十分満たされている。
・他人に自分の感情をコントロールされない。エゴをゼロにし自然と一体化する。
・目標志向ではなく、今に集中して、心地よいフロー状態を持続させる。
・宇宙的視点から見てどうでもいいような志はいらない。
・上機嫌でいれば、いいことが起こる。
佐渡島庸平(編集者、コルク社長)
・失敗を恐れて挑戦しないという考えではなく、失敗しても良いと思えることに挑戦すること。
増田セバスチャン(アートディレクター)
・自分の感性とオリジナリティは必ず誰かに響く。ルーツに自信をもって、表現しつづければそれが文化となる。
いずれレールを外れる予定の人は必読
既にレールから外れかけているたぬきちは本書のような働き方・生き方本を既に何冊か読んでいます。
それでも、本書を読むことにより、レールの外れ方の幅が広がったと思います。
なにより勇気とワクワク感を得られるのでポジティブさが欲しい時にオススメです。