桑原晃弥著の「1分間バフェット」を読んだのでその書評を。
バフェット流バリュー投資を実践していて、バフェット大好き人間のたぬきちとしては、ほとんど既知の情報でしたが、いろいろと再確認する機会になったのでよかったです。
基本的にいろいろなバフェット本の内容をまとめているような本なので、バフェット入門者には良いかもしれないが、中上級者にはものたりないかもしれません。
- 作者: 桑原晃弥
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2013/05/17
- メディア: Kindle版
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参考になった名言を以下にまとめておきます。
逆を行くことだ。ただし正反対では芸がないな
リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こる。
まずまずの企業を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で買うほうがよい。
他人が貪欲になっている時は恐る恐る、まわりが怖がっている時は貪欲に。
あわてずに待とう。時間が幸運を連れてくる。
50年たっても欲しいとみんあが思うものをつくっているか
商品が長期間持ちこたえるかを考えることは、その銘柄を売るべきかを考えるより実りが大きい。
10年間株を持ち続ける気持ちがないなら、10分でも株を持とうなどと考えるべきではない。
1日1時間を自分にあてるべきだ。
本当に重要なことだけを選んで、それ以外は断ることも大切だ。
手持ちの25%以上のお金を借りたことはない。
素晴らしい事業なんて世の中にそう多くはない
一定のリスクを負わなければならない。未来はいつだって不確実だ。
相手が「たやすいことだ」と言ったら、その話は9割がたお断りする
優れた人とつきあえば向上する
大事なのはヒーローと呼べる人物を持つことだ。
並外れたことをしなくても並外れた業績を達成できる
あのまま都会の刺激に反応するようになっていたら、頭がおかしくなっていたかもしれない。
郵便が3週間遅れて届くような田舎に住むほうが運用実績を残せる
得意分野の外に出るな。臆病は危機管理になるんだ
やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない
いつも「誠実」の側に立て、信用なき金持ちは叩かれる
ビジネスの世界で最も危険な言葉は「ほかの誰もがやっている」だ。
正確に間違うより、大まかに正しい方向に進むべきだ。
市場を出し抜けるとは思わないこと。
お金以外の目的を持つ。欲から自由になるコツさ。
好きなことをとびきり上手にやることだ。お金はその副産物にすぎない。
あなたがどう行動するかが他人の手本となる。
底抜けの楽天主義者なので、最も面白い章はこれからやってくると考えてしまう。
- 作者: メアリー・バフェット,デビッド・クラーク,井手正介,中熊靖和
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2002/05/20
- メディア: 単行本
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