ティナ・シーリグによるスタンフォード大学の集中講義をまとめた本書、20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義を再確認のためにまとめてみたので共有したい。
その名も 「再確認シリーズ」
それでは以下まとめ。
- 第1章 スタンフオードの学生売ります - 常識の殻を破ろう
「学校と社会の違いでもっと重要なのは、社会では失敗が許される点でしょう。じつは失敗とは人生の学習プロセスの重要な一部なのです。」
「どの道を選ぶかは基本的には自己責任です。ただし、最初から正しくなくても構わない。 人生では誰もが試行錯誤をしながら、スキル情熱を思いも寄らない形で組み合わせる機会が数多くあるものです。」
「自分自身を、そして世界を新鮮な目で見てほしい。」
「ストレスを感じるのではなく、わくわくした気持ちになり、困難だと思ったことが、じつはチャンスなのだと気がつくことでしょう。」
- 第2章 常識破りのサーカス - みんなの悩みをチャンスに変えろ
「人は誰しも、日々、自分自身に課題を出すことができます。つまり、世界を別のレンズで見る、という選択ができる」
「見方をかえてもいいのだと自分に許しさえすれば、問題は解決できることを示してくれたのだと。」
「どんなに大きな問題も、解決するにはまず問題を明確にしなくてはなりません。「ニーズの発掘」 問題を明確に定義できれば、その解決策はおのずからあきらかになるのです。」
「常識が根強いために、現状をよく知る人間はそれ以外のことが想像できないことを示した格好の例」
「ニーズを掘り起こすのに必要なのは、世の中のギャップを見つけ、それを埋めることです。」
「ニーズを発掘に的を絞り、目の前にあった問題に気づき、それをチャンスに変えたことから新製品が生まれたのです。」
「大事なのは時間をかけて、常識だと思われていることを荒いざらいあげていくことです。 ただ、粘り強くやれば、目の前の選択しを新鮮な目でみられるようになります。」
「一般に妥当だとか、可能とされている範囲がほんとうにそうなのか、限界をもっと広げられるのではにかと考え、独創的な方法を編み出します。 過激に思える選択をし、未踏の地へと続く新たな道を拓きます。」
「不確実性の高い選択をするよりも、そこそこいい役割に安住した方が、ずっと快適です。」
「起業家精神とは、世の中にはチャンスが転がっていると見ること」
「金儲けをしたいからというのではなく、情熱をもつことが大事だと協調しています。」
「カネを稼ぐよりも、意義を見つける方がいい」
「問題を解決するには、さまざまなものが必要です。鋭い観察力、しっかりしたチームワーク、計画を計画で終わらせない実行力、失敗から学ぼうとする前向きな心、そして独創的な解決策。」
- 第3章 ビキニを着るか、さもなくば死か - ルールは破られるためにある
「人間の行動はすべて、個人の欲求か、種の欲求か、社会全体のルールに適応したものになる。」
「あなたはどうかしている」と人から言われたら、良い線をいっている証拠だと考えます。
「一見、バカげていたり、愚かしく思えたりするアイデアにも、少なくとも一粒の実現可能性があることをしめしているからです。」
二つの命題
アイデアに「悪い」ものなどない。
ほかの人のアイデアを発展させる。
「大胆なアイデアを思いつくのにお金がかかるわけではないし、責任を取る必要もありません。 わたしたちが無意識に課してきたルールを破ればいいのです。」
「ルールは破られるためにある 「許可をもとめるな、許しを請え」 脇道に入ることによって、ルールを迂回し、通常のハードルを飛び越え、目標に到達できる独創的な方法があることを覚えておいてください。」
「自分のキャリアを考えるうえでも、「かくあるべし」というルールを破ってもいいのです。」
「「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出したとき、すばらしいことが起きるんですね。 踏みならされた道は、誰でも通ることができます。でも、予想もしなかった角を曲がり、何か違うことをしようとしたとき、そして周りがお膳立てしてくれたルールに疑問を持とうとしたとき、面白いことが起こります。用意された道にとどまった方が楽なのは誰もが認めます。ですが、その先の角にある意外な世界を見つけるほうがずっと面白いものです。」
「たったひとつだけルールがあるとすれば、あなた自身がエネルギーと想像力を解放してあげればどこまでもいける ということです。」
意外と長くなってしまった(シンプルでない!?) ってことで今日はここまで。 続きは本書で。
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義posted with amazlet at 14.04.13阪急コミュニケーションズ (2012-08-31)
売り上げランキング: 1,536