宇宙兄弟(アニメ)第20話を見ていたら素晴らしい言葉に出会ったので共有したい。
迷った時は、「どっちが正しいか」ではなく「どっちが楽しいか」で選びなさい。
この言葉はJAXA3次試験の最後で出てくる。
5人の中から2人、宇宙飛行士にしたい人を選ぶ際に ムッタが選択方法を迷う中で、昔、シャロンに教わったこの言葉を思い出した。
ムッタは2つの選択肢で迷っていた。
1.論理的・合理的に2名を話し合いで決める
(JAXAは選択時の「非情さ」を見ていると想定。この選択肢ならムッタは選ばれる)
2.じゃんけんで決める。
(誰がなってもおかしくないという公平性。実際、お互いに尊敬し認め合っているチームである)
最初は、「どっちが正しいか」という観点で、論理的に決められる1を選択しかけていた。
しかし、シャロンの言葉を思い出し、「楽しい」ほうの2の「じゃんけん」を選択する。
長期的に見ても、真に論理的に考えてみても、正しいことなんて誰にもわからないため、
公平性を保てて、お互いを尊敬し合えた状態を持続できて、なにより「楽しい」選択ができている。
したがって「どっちが楽しいか」で選ぶというのは、自分の「楽しいという価値観」が人間共通の価値観に沿っていれば沿っているほど、「正しい選択」につながるのではないか、という仮説を持った。</br
この考えをもう一歩進めたい。
選択時における基準として、たぬきち的には以下が考えられる。
1.「正しさ」を追求し、自分が獲得できる知識と情報を総動員して、論理的かつ合理的に決定する。
2.自分の「良心」に聞いて、良心が指し示すほうに決定する。
3.「楽しさ」で決める。
上記の中で、「絶対的な選択基準」はないと考える。 それぞれの選択基準の精度を、それぞれ高めて(知識・経験を積む、良心を育てる、オリジナルの欲(楽しさ)を深堀りする)、それぞれを組み合わせることで、「最良の選択」ができるのではないだろうか。
たぬきちはそう考えている。
グーみたいなやつがいて、 チョキみたいなやつがいて、 パーみたいなやつもいる。
誰が一番強いかなんて、答えを知っているやつ、いるか?
ほらあなより愛をこめて たぬきち