映画「レ・ミゼラブル」を上映当時に見ていて、いまさらながらの感想ついでに名言等のまとめを。
さて、まずは感想から。
正直、たぬきちはレ・ミゼラブルとはどういう話か全くしらなかった
したがって、「次はこうなる」といった展開がわからずに見れたためストーリーだけでも十分楽しめた。
通常、ストーリーがわかっていて見る人が大半だろう。
しかし、それでも十分楽しめる内容となっているのではないだろうか。
まず個々の描写が凝っているとともに、全体的に綺麗にまとまっている。
映像作品としての美しさは確実にある。
そしてなんといっても、ミュージカル映画としての「歌」の完成度が高い。
ストーリーの中に「歌」を挟みながら物語が展開していくのであるが、
その流れに違和感がなく、映画としてもミュージカルとしても楽しめる一品となっている。
これは「英国王のスピーチ」で力を発揮したトム・フーバー監督のなせる技であろう。
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ここの役者も、演技力が高く、自然に話に集中できる。
コゼットのアマンダ・サイフリッドは相変わらず綺麗である。
アマンダ・サイフリッド好きな方はは「赤ずきん」もぜひ。
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ご存知の方も多いかと思いますが、あらすじはWikipediaが詳しいためおすすめです。
本映画に出てくるミュージック・サウンドは以下のCDから聴ける。
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原作はKindleでも楽しめる。
それではレ・ミゼラブルの名言をまとめてご紹介いたします。
私は宗教に対しては宗教を持っている。
哲学は思考の顕微鏡である。
海よりも雄大な光景がある。それは天だ。天よりも雄大な光景がある。それは良心だ。
極端な無邪気さは極端な嬌態に近い。
思考は理性の労働であり、空想はその愉しみである。
人間の意識とは、もろもろの妄想・欲望・意図が婚前と雑居しているところであり、夢想のるつぼであり、恥ずべき思考の巣窟なのである。
債権者は残酷な主人公よりも悪い。主人は身体を剥奪するだけであるが、債権者は対面を破壊し、威信を破滅する。
ほらあなより愛をこめて
たぬきち