人間の本来の姿は主体的なものである。 だから、意識的な選択にせよ、無意識的な選択にせよ、もし自分の人生が今までの条件付けや周りの状況にコントロールされているとすれば、それは、そうしたものに主導権を譲った結果にほかならない。
自分の人生に対する責任を放棄したとき、反応的になる。
つまり、自分の人生に対する責任をとろうとすれば、主体的になれるということだ。
7つの習慣の第一の習慣「主体性を発揮する発揮する」は一つの事実に基づいている。
それは、人間には刺激と反応の間に「選択」という自由が与えられていることだ。
嫌な刺激を受けても、「全然なんともない」という選択をするば、「嫌な反応」をせずに、平然としていられるのだ。
主体的な人の最も基本的な性質は、「自分の価値観に基づき行動する」ことだ。
主体的な人は、周りの環境や社会的な環境に影響されない。 反応的な人は、その時の感情、状況、条件づけ、環境などに左右される。 天気が良ければ気分がよく、逆に雨だと憂鬱な気分になったり、 人が親切にしてくれるような社会的な天気がいいと気分がよく、そうでないときは不機嫌になったりするのが反応的な人だ。
主体的な人は、自分の天気をもっていて、雨が降ろうが陽が照ろうが関係ない。
エリナー・ルーズベルト
「あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない」
ガンジー
「自分で投げ捨てさえしなければ、誰も私たちの自尊心を奪うことはできない」