たぬきちは思う。
幸福とは何か。
それは、「成長」であると。
それは人それぞれによって違うだろう。 なぜなら人それぞれの価値観があり、その価値観に合致することが「幸福」であるからだ。
「自立」「安定」「お金」「愛」「友」「名声」「地位」「原則」・・・
7つの習慣では、「原則」中心のパラダイムが「真の成功」につながるとした。 7つの習慣で言う「真の成功」は上記に挙げたものをそれなりに満たすことができると思う。
その点において、原則中心のパラダイム(価値観)を持って、原則を実行すること(優れた人格を身につけること)を幸福の源泉とすることが、確率的にも「幸せ」に最も近い道と言えるのではないだろうか。
しかし、「優れた人格を身につけること」を幸福の源泉であると意識しながら生活するのはなかなか難しい。
幸福につながることは頭では理解できるが、具体的なイメージが持ちづらく、頭の中に残しづらい。
そんなときにこそ「成長」を考えたらどうだろうか。
自身の成長は「自分でコントロール」できる。 つまり、「影響の輪」の範囲内である。
また、成長こそが優れた人格の獲得にも、自立にも、安定にも、報酬の獲得にも、愛にも、友にも、名声にもつながる全ての源泉である。
そして、成長には限りなく、成長を幸福の源泉とすれば、永久に幸福でいられる。
さらに、災難や苦難、逆境でさえも、成長のチャンスと捉えることにより、幸福の源泉となり、どんな状況でも幸福を保てるようになる。
したがって、たぬきちは、「成長」こそ幸福の源泉と最もすべきものと定義したい。