ども、たぬきちです。
こんな事業アリ!?な事業が日本へやってきました。
米国の「グラウカス・リサーチ・グループ」です。
簡単にいうと、対象の企業を空売りしておいて、その企業の不正を指摘し、株価を下げて、大きな儲けを得るという事業です。
凄いですよね。
不正指摘を事業化
この事業の凄いところは、不正を指摘することで利益を上げられるということです。
通常、社内不正なんかを指摘する際には、指摘者には何のメリットもないです。
言わば、良心と正義感がモチベーションですね。
不正をする会社なんて潰れてしまえばいいと思っていますが、まさにそれを正々堂々行うのがこのグラウカスグループ。
東芝不正会計も防げたかも!?
そんな事業アリ!?って感じですが、こういう事業があると、不正に走りにくくなりますし、社会的価値は大きいように思います。
敵も作りやすい事業ですが、だからこそ応援したくもあります。社会や組織の闇を明らかにし是正できるものですから。
もともと疑われる時点で何かしら問題があるわけですし、最初に狙われた伊藤忠商事のように、
もし問題がなかったとしても、普通の個人投資家が知り得なかった事情を知れる良い機会になることでしょう。
グラウカス側もキチンとルールを守ることが必要ですね。
新人の不正指摘をスルーした三菱自動車みたいな腐ったサラリーマンになりたい?
会社にしがみつくしかないサラリーマンだから不正は起こるのでしょう。
一人二人ならいいですが組織的になっちゃってるともう逃げられないですしね。
たぬきちなら年収3000万円積まれてもそんな会社辞めますが、それができない可哀想な人たちもいるということです。
だからといって、不正が見逃されるというのは、社会的にも大きな損失となるため、グラウカスみたいな事業は必要かと思います。