起業にあたってCTOについて再考してみた。
CTOとは 以下のような役割が含まれる。 * 短期間の(戦略的な)技術的方向性決定 * 研究開発のビジネス的な監督 * 企業内でのソフトウェアの利用
Wikipediaより
CTOは本来、技術部門の部長的な存在+αである。
したがって、あくまで「起業家」ではなく、CEOに連れられた「技術オタク」的存在でいてほしい。
経営に責任を負う経営者のあくまで下位であり、技術分野だけに責任をもつ役割を担う。
CTOヘの期待は、事業における技術的問題の解決と、 事業のさらなる発展における技術イノベーションであり、 それを成果として測定する。
たまに経営者(CEO)気取りのCTOが「経営とは〜」といっていたりする。
例えば、 「退路を断って起業した」 「経営に関するマネジメントをしている」 とか
いくら助言したとしても、それはCEOが責任をもってやっているのであって、 最終的には、CEOの苦渋の決断に従うのが道理である。
CTOとは、あくまで、技術領域の責任者であり、実力世界なのである。
したがって、CEOはCTOの実力がなければ即刻切るという無情の心がなければならない。
結論:CTOはCTO業に徹するべし。
CTOを組織に組み込むときは範囲を明確にして組み込もうと思う。