IT×農業で日本の農家を営業支援! 社会起業ベンチャー「とれいす」代表 春山佳久氏インタビュー http://engineerlive.jp/work/article/article_toreisu
上記は2009年6月23日の記事である。 株式会社とれいすとは、2008年8月に創業した「IT×農業」を合言葉とするベンチャー企業であった。
サービスとしては、ITの先端技術を駆使して農家の営業支援サービスを手がけるというものだ。
代表の春山佳久氏の経歴が特徴的で、UCLA(航空宇宙工学)→電通→グーグルといった理系卒で広告営業を経験し、「起農」した形となっている。
華々しい経歴から心配されるのが、起業の難しさ・厳しさの現実を甘くみていなかったか、である。
代表のアメブロである、アメリカ留学→電通→Google→2度の起業、現在アドスペース代表のブログ http://ameblo.jp/uclaaerospace/
を参照すると、とれいすは1年で倒産したことがわかる。
アイデアだけでは、農業分野での起業は難しいことがこの事例から見てとれる。
また、代表は27歳の時に起業しており、「若さで勝負」のようなところも見られるが、 やはりある程度の起業への準備期間や知識・計画が必要であったのではないだろうか。 (現在のたぬきちよりも年上であるが)
メディアにも取り上げられ、「運」にも恵まれていたようなのに、なぜ1年で解散したのかが非常に気になる。
もし、そのまま続けていたら成功したようにも思え、現在の「起農家」の一人として 数えられたのではないだろうか。
詳しい情報を知っていたら、ぜひ教えていただきたい。
過去の起農事例を参照し、現在どうなっているかをみることは、「現実」を知る上で非常に役立ち、ロールモデルの参考としても役立つことがわかった。
今後も起農家の事例を過去・現在合わせてWatchしていく。
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