ども、仮想通貨投資家たぬきちです。
ビットコインなどの仮想通貨はPoW(プルーフオブワーク)という仕組みによって改ざんを防止しています。
これはインセンティブをつけたマイニングをさせることで、民主的にシステムの正常性が保証される画期的な仕組みですが、一つ問題があります。
それは、次元の違う計算能力を持つ「量子コンピューター」の存在です。
量子コンピューターによる仮想通貨危機
なぜ量子コンピューターが仮想通過を脅かす存在なのでしょうか。
それは圧倒的な計算能力のためです。
プルーフオブワークという仕組みは、改ざん防止のために高い計算能力によって保証するものですが、量子コンピューターを使えば、その処理能力を上回ることができてしまうわけです。
そのため、仮想通貨の前提となるPoWが機能しなくなってしまいます。
量子コンピュータ危機への対処法
量子コンピュータが完成したら、PoWの仕組みが機能しなくなり、仮想通貨に危機が訪れます。
そのときの仮想通貨の対処法として、量子コンピューターがつくられるまでの間により強固なプライベートキーシステムを構築することがあげられます。
量子コンピューターが実用化されるまであと10年ほどかかるといわれており、それまでに対抗できるシステムがつくられる可能性は高いでしょう。
もしそれがつくられなければ、SNSや既存の銀行Webサイトなどもハッキングされてしまうためインターネット自体が安全なものではなくなってしまいますしね。
そのため、ビットコインなどの仮想通貨は長期的にみても値上がりしていくことは明らかかと考えています。