吉川英一著の「一生お金に困らない個人投資家という生き方」を読んだのでその感想を。
本書の個人投資家を目指せというメッセージは非常に良いと思う。
何にも縛られずに独立して生きていく方法として最も現実的な方法だからだ。
もちろん、投資家には向き不向きがある。 それは性格的な面が第一義的で、それに付随して能力的な面、さらに最終的には運が見方する必要がある。 たぬきちは思うのだが、性格的に合っている人ならば、能力的な面もその性格がゆえに伴い、 運の要素を極力低減することができるといえる。
本書の内容的には、本質的な部分は賛同できるが、細かい方法論はあてにしないほうがよい。
むしろこの方法論的部分を真に受ける人はそもそも投資家には向いていないように思う。
特にデイトレードには手を出してはいけない。
FXもそうだが、運が左右する要素があまりにも大きく、感情的にもコントロールしにくい 投資対象だからだ。
最初は株式投資で資産をつくり、ある程度になったら不動産投資もしていくという方法は、定石であると思うし、たぬきちもそれで資産を形成する予定だ。
個人投資家になるという方向性と現実的なイメージを得るという目的で読むのをおすすめしたい。
ほらあなより愛をこめて
たぬきち
一生お金に困らない個人投資家という生き方posted with amazlet at 14.11.30ダイヤモンド社 (2012-09-01)
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