今日はプルタークのこの言葉を考えてみたい。
「人間の偉大さは、不運に対してどのように耐えるかによって、決まるものだ。」
人生が幸運続きならいいのだが、そのような人は稀である。
必ずといっていいほど、「不運」なときがある。
その不運に対してどう行動するかによって、その人間の偉大さが推し量られる。
不運に屈して、自分はそこまでだと思えば、そこまでの人間だったということだろう。
逆に不運を利用して、不運の中にも何か学べることはないか必死に探し、必死に努力し、必ずや道を切り開くという思いで耐え抜けば、偉大な人間に近づける。
幸運に見舞われたとき、不運を経験しなかったときと比べて、幸運を生かす力が変わる。
不運を経験すればするほど、心が折れそうになるが、あきらめずに耐え抜き努力しよう。
そこから抜け出したとき、とてつもない強さを持てるのだから。
「あきらめたら、そこで、試合終了ですよ」
ほらあなより愛をこめて たぬきち