バレンタインデーがやってきた。
浮かれる男子、ドキドキの女子の構図が巷で見られる一年で一回の行事。
そして、女性からのアプローチが唯一公式に認められている日といっても過言ではない。
その「チャンスの日」の活かし方を、男(♂)目線から考えてみたい。
バレンタインに女性から何かをもらう。
正直、どんな男性からでも悪い気はせず、むしろ全員気分がいいはずだ。
照れ隠しに「ツン」としている人も超多いだろうが、実際の気分としては良いに違いない。
身近でそれなりに知っている人からはもちろんのこと、あんまり知らない人からもらっても嬉しいものだ。
むしろ、そのような人からのほうが、逆にその後その人のことを意識するようになる。
それは、本命とか義理とかは関係ない。
これは、心理学における「返報性」という人間の特性に由来している。
人から無償で何かをもらうと、「何かお返ししなければいけない」という気持ちになる。
実際に行動を起こすかどうかは別として、誰しも多少なりともそのような気持ちを持つのだ。
その気持ちになるのが返報性であり、企業が無料でティッシュやサンプル品などを配るのも、その効果を狙って「購入したくなる気持ち」を起こさせるために行っている。
つまり、バレンタインは、女性から男性への販促活動であり、
女性から男性へのティッシュ配りなのである。
ここで、女性へのアドバイスは
義理でもいいから、とりあえず気になる男性にはなんかあげとけ!
ってこと。
別に当日とか、近日に「告白」する必要はない。
むしろ、チョコとかあげておいて、「意識させる」ことが重要なのだ。
あわよくば向こうからアプローチしてくるかもしれないのだから。
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たぬきち