久々に登場しました起農家たぬきち。
1週間ほどブログを書かなかったが、その詳細は後々書きたいと思う。
(主に本業と、電波の通じぬ場所にいたのと疲れが原因であるが)
以前特集していた「雪国まいたけ」が、先週金曜日(2013/10/25)に
「雪国まいたけ、不適切な会計処理の恐れ」(日経新聞電子版)
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO61653160V21C13A0DT2000/
という情報を発表した。
それを受けて今週月火と株価が下落している。
今回はそのことについて考えてみたい。
もし会計操作が行われていたら、それが明らかになった時点でさらに株価を落とし、最悪の場合に信用問題で倒産の危機に追い込まれる可能性もある。
もし、何も行われていなかったら、株価を戻し、決算発表次第でその後の株価が決まる。
一番可能性として妥当な線は、不適切な会計処理が若干あり、その影響(BSを悪化させる)がある場合で、その影響を加味した場合にさらに今以上に下がるか、それとも問題ない程度であったとして株価を戻しさらに上がるかのラインだと想定される。
ここで攻め気な人はこんな安値はもう来ないかもしれないと考え、「買い」に走るだろう。
リスクを回避する人は明確な情報と決算が明らかになるまでホールドするか、もう見切りをつけて損失を出してでも「売り」、別の株に移るかである。
全ては可能性の話だから確実なことは言えない。(インサイダー情報がない限り)
どんなパターンでもありうるだろう。
その場合に、どのように考え、どのような選択肢をとるかが各投資家の腕の見せ所とも言える。
たぬきち的には「攻め気」でいたい。
なぜなら、雪国まいたけの「事業に価値がある」と思うからだ。
そしてリスクの下限がわかっていて、リターンの上限が無限な状況で、勝率3割程度(勝手な想定)ならば、攻めた方が全体的に見てお得だからだ。
これは価値観の問題である。
たぬきちは「事業の価値」を見るのが好きであり、自分が価値があると思う事業であれば損失をおってでも投資したいと思うし、それこそが投資だとも思う。
リターンが無限大と書いたのは、今年V字回復すれば、後は安泰の公算が高いからだ。
逆に今年V字回復できなかったら危ないという意味でもある。
決めるのは人それぞれだが、「事業価値」の視点を持って、それが社会にとって意味のあるものか、未来の社会にとって貢献するものかを考えることが大切なのではないかと思う今日この頃である。
IN通信社
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