たぬきちが読んでいるマンガの一つ「進撃の巨人」。
最新11巻を読んだのでその感想を書きたい。
(以下、ネタバレとなるのでまだ読んでいない方はご注意!)
11巻は鎧の巨人と超大型巨人との戦いであり、
物語の謎に迫る巻であったように思う。
特に以下のユミルの台詞が重要である。
「敵?」
「そりゃ言っちまえばせー」
ユミルは何と言おうとしたのか?
「せ」から始まる言葉として怪しいのは以下の3つだと想定している。
政府
世界
先住民族
2の世界は、ピンとくるが、「世界」といったら、まぁ確実に世界の「何か」が敵であることは間違いないので間違ってはいないだろう。世界が人間を削除しようとしていて、自浄作用としての巨人。 しかし、具体的ではなく抽象的なので、ユミルの「そりゃ言っちまえば」という言葉のニュアンスや前後の文脈から違うように思う。
そうなると、1の政府が具体的で怪しいですが、それならそもそも「調査兵団」を作っている理由はなく、真相にせまった人間を暗殺すればいいのにそうしない意味がわからない。 (まぁそんなことをしたら、怪しまれるということが最大のリスクなのかもしれないが) また、ライナーたちが壁を壊して政府以外の人間を殺そうとしたのも、もし政府が敵だとしたら土地を失うデメリットのほうが大きいように思える。
個人的に一番怪しいのは「先住民族説」。 ユミル一族が先住民族で、巨人になる力をもともと持っている一族。 ライナーたちの一族も巨人になる力をもともと持っていたが、もっと大きな勢力である「猿」の勢力の仲間入りをしたと考える。 個人的な考察であるが、人間が世界を征服していた時代に、先住民族であった「猿」たちは森に追いやられていた。そんな中「猿」の一族の中で突然変異的に、ずば抜けた知性と巨大な体を持つ「猿」が生まれた。 その猿が人間を巨人化する方法を見つけ出し、それを用いて人間を駆逐する方法を思いついた。
しかし、人間側も、元々巨人化できる能力を持った民族がいて、それに対抗する。
人間側の「知性をもった巨人」と猿側の「知性のない巨人」との戦争が起こる。
人間を巨人化する技術として、「知性のない巨人」を作る猿側の技術は効率的で、多くの人間を巨人化し、巨人化できる民族の人数より、猿側の巨人数のほうが圧倒的に多くなり、人間側が劣勢に立たされる。
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そこで、巨人化できる民族が犠牲となって壁が作られ、人間は守られた。
この時、犠牲とされた巨人になれる民族は、人間に反感を覚え、人間側から離れ、異なる場所で生きていくことになる。
そして、猿側の勢力が圧倒的になり、巨人になれる民族は猿側の仲間になることにした。
しかし、猿側の仲間になる条件として、通常の人間を「駆逐」すること提示され、その任務をライナーたちが受け、ライナーたちはそれを実行している。
そんな中、通常の人間を「知性をもったまま」巨人化する技術をエレンの父親が開発した。 だが、まだ開発途中であったため、秘密裏に進めていた。
その技術が完成すれば、人間が猿側に勝てるはずであった。
しかしながら、ライナーたちが攻めてきて、父親は開発途中の薬をエレンに使った後、政府にその薬を使って、巨人に対抗するように提案しにいった。
政府はその技術を用いて確実に勝つにはまだ早いと判断し、開発が完了するまでエレンの父親を幽閉し、開発を続けさせることとした。
そのことを予想していた父親は、エレンにだけその秘密のことを「地下室にある」とだけ伝えておいた。
ライナーたちはその技術を持ち帰れば、「人類を絶滅させること」という任務の代わりになる「重大な情報の提供」となるものと考えて、エレンを持ち帰ることに目的をシフトした。
以上の予想がたぬきちの勝手な予想である。
皆様はどう考えているだろうか?
とにかく、進撃の巨人は面白い。
12巻発売まではまだまだ先か。
では、また。
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