HULUにて、2013年に公開された映画「her/世界でひとつの彼女」を見ましたのでその感想と名言を。
総合評価 ★★★★☆
人工知能との恋という設定勝ちなところもありますが、ストーリーの奥行きと各登場人物の感情も描ききっており、非常に楽しめる作品のように思います。 愛の形について、お互いの距離感など感じさせてくれる作品で、アダルトな部分もありますが、コメディ要素も時折あり、恋人同士で見るには良い作品のように思います。
ストーリー ★★★★☆
ストーリーは、幼なじみと結婚した離婚調整中の主人公が、人工知能のOS「サマンサ」に恋をするという話。 代理の手紙を送る仕事をしている背景などが絡み合い、「人工知能OSと恋をする」という単純設定のストーリーに深みをあたえています。
映像 ★★★☆☆
未来における話なため、AR(拡張現実)のゲームなど、未来の姿を魅せてられる部分もあり、特に高層ビルが立ち並ぶ都会の景色が美しく描かれています。
キャラクター ★★★★☆
人工知能の感情的側面を描いた作品でもあり、各キャラクターの背景や気持ちの変化も細かく描かれています。 特に主人公の内向的な部分と、外向的な部分の比重の変化や入れ替わりが逸脱です。
名言
人工知能サマンサの名言は素晴らしいです。
あれから色々考えたの、あなたのことやなぜあなたを愛しているのか、そして、自分の中にあるこだわりを手放してみようと思ったの。そしたら気づいた……愛に理由なんて要らない、自分の感覚を信じればいいと。もう自分以外のものになろうなんて思わない。そんな私でもいい?
ぜひ、一度見てみて下さい。
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