今日はヘレン・ケラーのこの言葉を考えてみたい。
「陽のあたる場所ばかり見ていれば、影は見えません。」
この言葉の意味するところは、幸福なことに意識を集中させていれば、不幸なことを意識せずにすみ、幸福になれる、ということだろう。
どんなに陽のあたるところを見たって、視界には影が見えるという屁理屈も言えるが、 明るいところだけに意識を集中していれば、次第に自分自身も明るくなる。
人間は、見ること、感じること、知ることの内容によって、影響をうける。
「美しい景色」をたくさん見ることによって、美しい心に近づける。
逆に社会の負の面ばかりを見ていると、卑屈な暗い人間になってしまう。
どうせだったら、気分のいいものを見て、気分のいい人になろう。
明るい世の中のほうが、面白いのだから。
ほらあなより愛をこめて
たぬきち