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自由人たぬきちのブログ

地方×都会のデュアルライフとシンプルライフを実践する、兼業投資家のたぬきちだよ

「やめろ」「退職しろ」と言うのはダメ社長。責めるなら自身と人事を責めよ。たぬきちのブラック企業論。

たぬきち論

よく社長に「クビだ」とか「辞めろ」とか「退職しろ」と言われたということを聞く。

そもそもそんなことをいう時点で倫理的に問題であるが、

なぜこんな非道徳的な発言が社会的地位のある社長から出てくるのか、について今日は考えてみたい。

社長の目的は「業績を上げること」である(簡単にいえば)

そのためにはとにかく生産性(利益/コスト)を上げなければならない。

利益を増加させ、コストを低減させるのに最も効果的なのは、

従業員一人ひとりの生産性を向上させることだ。

しかし、中にはいわゆる「使えない社員」というのがいる。

そのようなときに、生産性を下げているこのような社員は会社には不要であるため、社長(もしくは人事、周りの人々)が辞めさせるように圧力をかけてくる。

会社都合でやめさせると、社会的にいろいろ問題になるので、自分都合で辞めさせるように精神的(あるいは肉体的)圧力をかけてくるわけだ。


ここでちょっと落ち着いて考えてみよう。
本当にその「使えない社員」だけが悪いのだろうか?

もちろん故意的に「手を抜きながら」働いている人間は多いだろう。
しかし、悪意なく本当に能力のない人間もいるのである。

そんなときに、その「使えない社員」だけを責めるのは「人間的におかしい」と思わないのだろうか?
というか、ただの責任転嫁やん。

人を見る目がなく、能力を見破る能力のなさを、使えない社員へ責任転嫁してるだけ。

そもそもそんな社員を採用した社長自身、もしくは人事が全面的に責任を負って、その人間に次の道を提供するのが道理ではないか。

このような考えに「甘い」という人も多いだろう。しかし本当に「甘い」のは社長及び人事ではないか。

採用はその人の一生を左右する。それをよく見極めもせず採用しておいて「退職しろ」だなんて絶対に言えない。

もちろん人の能力を100%完全に見抜き、採用するというは不可能だろう。

けれども、雇った人間がそれなりに頑張っているのであれば、それを簡単に辞めさせるような会社はただのブラック企業であり、そこの社長は、ただの人間的ダメ社長である。


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ほらあなより愛をこめて
たぬきち


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