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自由人たぬきちのブログ

地方×都会のデュアルライフとシンプルライフを実践する、兼業投資家のたぬきちだよ

会計「費用収益対応の原則」まとめ!会計をシンプルに見えやすくする原則の一つ。期間費用との違いなども。

会社設立 経営 ベンチャー


principle of cost matching costs with revenues

英語にするとなんだかかっこいいのがこの「費用収益対応の原則」である。


費用収益対応の原則とは、シンプルに言うと
「期間収益と期間費用の金額的な対応関係が成立するようにすること」
である。

もっとカンタンにいうと
「利益と費用の因果関係を明確にすること」
である。


この原則により会計上どうなるかというと

当期の発生費用額を以下の2つに分けることが要請されるのだ。
①当期の収益額に対応する部分
②次期以降の収益額に対応する部分


費用と収益は同時に発生するわけではなく「タイムラグ」がある。
それは各々の「認識のタイミング」が原因となっている。

会計上、
費用:発生時に認識される(発生主義)
収益:実現時に認識される(実現基準)

この
「費用と収益で認識の基準に差がある」
ことにより、

「収益と費用との差である利益は、特定の期間における利益を正しく表しているのか」

という問題が生じる。

これを解決するのが「費用収益対応の原則」である。

この原則によって、収益(結果)に費用(原因)を対応させることで、費用と収益を結び付け、当期の利益を算出することができる。

なお、売上高と売上原価は、因果関係に基づく対応であり本原則に当てはまるが、
販売管理費など売上との「因果関係が見えにくい費用」は「期間費用」となる。

ニュアンスとして、
「実現収益をまず認識し、それに発生費用を対応させる」
という感じ。

一番分かりやすいのは仕入と売上。
仕入によって、仕入れた時点でが費用が発生し認識される。
しかしそれを全て費用として処理するわけではない。
まず売上(実現収益)があり、それに貢献した製品(売れたもの)のコストが費用となる。
棚卸しして残っているものは未実現の収益(未来の収益)に対応するため、繰り延べて資産となる。

固定資産の減価償却費は期間費用。
減価償却費は毎期計上され、その期の収益に対応している。

以上、参考にしていただければ幸いである。

ほらあなより愛をこめて