データベース設計の正規化過程において実践に使える3つのルール
第一正規形から第五正規形までを実践するのは初心者としては難しい。
そこで実践に使える3つのルールとして以下のルールを示す。
1.入れ子構造の解消
エンティティ内のデータ項目の繰り返し構造やデータ項目内の内部構造
は解消されなければならない。
2.不要な関数従属性の排除
エンティティの識別子全体からそれぞれの属性項目に対するもの以外の
関数従属性は排除されなければならない。
3.有効な識別子の網羅
すべての有効な識別子のみが一覧され、それぞれの識別子毎にエンティティが
最低1個は用意されなければならない。
これら3つのルールは、6段階の正規化の過程を実践的な形で整理したものである。
※以上は生産管理・原価管理システムのためのデータモデリング を引用したものである。