7つの習慣、それは人生のバイブルと呼ぶにふさわしい名著です。
たぬきちもすでに10回は読み返しています。
この本に書いてあることを実践できれば、必ず成功できます。
なぜなら、
論理的に正しい記述であり納得性が高い。
7つに簡潔にまとめられていて実践しやすい。
感情面に訴えかけてくる、動かされる具体例。
であるためです。
読んだことのない人にぜひ一読してほしいです。
読むことでマイナスとなることは絶対にないでしょう。
過去の成功についての文献を調査したコビー博士によるものだからです。
しかし、本書は500ページ近くもあり、途中で挫折した人も多いことでしょう。
そこで、「1分で確認!」と題して、7つの習慣の価値を損なうことなく、
シンプルで簡潔な形に、ここではまとめてみます。
これが、もう一度「7つの習慣」を読むきっかけになってくれれば幸いです。
7つの習慣のゴール
7つの習慣のゴールは、第6の習慣である、「相乗効果を発揮すること」です。
そのためのステップとして
1. 自立 (私的成功) 第1~3の習慣
2. 相互依存(公的成功) 第4~6の習慣
3. 最新再生(習慣の持続)第7の習慣
の3ステップとしてまとめられています。
それではそれぞれの習慣について、以下にまとめていきます。
インサイドアウト(内から外へ)
7つの習慣のベースとなる考え方(パラダイム)。習慣の話に入る前に前提の確認を行います。
「影響を受けるより、影響を与える」という考え方が重要であることを述べています。
真の成功へ導くものは優れた人格を持つことであり、表面的な技術ではないこと。
自分自身の内面(インサイド)から外(アウト)に働きかけることです。
1. 主体性を発揮する(自己責任)
人は誰でも「自分の反応を選択する能力」を発揮できます。
周りの状況に左右されず、主体的に行動し、状況を改善する習慣を身につけることが第一歩となります。
2. 目的を持つ(自ら立つ)
人生の最後の姿をイメージし、自分自身をどう創り上げたいか決めること。
「ミッションステートメント」(個人的な憲法・信条)を書くことが重要です。
あなたはどうありたいのか。自分の行動の基礎となる価値観や原則を文章化するプロセスを
通して、意識が改革されると同時に、ミッションステートメントを物事を計る「ものさし」となります。
3. 重要事項を優先する(自己管理)
第2の習慣で作成した「ミッションステートメント」に照らし合わせて
「重要なこと」を優先します。
電話や会議や接待などの単に「緊急なこと」に流されず、
テレビや待ち時間などの「重要でないこと」にせずに、
「重要なこと」を最優先します。
4. Win-Winを考える(人間関係)
「自分も勝ち、相手も勝つ」という考え方を持つ。
「欠乏マインド」よりも「豊かさマインド」でいることが重要です。
当事者全員が望ましい結果を得て、満足できる状態を目指し実現すること。
双方のWin-Winを実現できないときには、No Deal(取引しない)を選択することも重要です。
5. 理解してから理解される(感情移入)
Win-Winの扉を開くには、お互いを理解し、信頼関係を築く必要があります。
そのためには、自分のことを理解してもらう前に、相手のことを理解しようとすることが重要です。
表面的に、相手を評価したり、助言したり、解釈したりしてはなりません。
相手に「感情を移入」し、相手の目を通して考えます。
つまり、相手以上に相手の立場をうまく説明することです。
6. 相乗効果を発揮する(創造的な協力)
7つの習慣のゴール、相乗効果。
相乗効果とは「全体の合計が各部分の和よりも大きくなること」
つまり1 + 1が1000になるような協力体制を築くことです。
相乗効果を発揮するためには
・私的成功を実現していること(自立していること)
・第4、第5の習慣を実践していること
が最低ラインとなります。
つまり、第6の習慣の実現は、7つの習慣の完成となります。
7. 刃を研ぐ(常時向上システム)
他の全ての習慣を支える持続システムです。
4つの側面についてバランス良く取り組むことで、自分という資源を最大限発揮できます。
1.肉体
食事、運動、休養が主体性を発揮できる肉体を作る。
2.精神
日記を書いたり、好きな美しいものに触れたりすることで穏やかさを保つ。
3.知性
読書、勉強で先人の知識や思考法を学び、武器を持つ。
4.社会・情緒
社会における良好な人間を築くことで、情緒的な安定を得る。
上記習慣を実践していくことで、
人生を変え、
さらには世界を変え、
成功者になれることでしょう。
余裕のある方にはぜひ本書を読んでほしいです。
読みやすい7つの習慣としてティーンズが有名。
子供はもちろん、大人が読んでも十分な内容になっています。
なんとマンガ版も出ています。
今後も7つの習慣に関する記事をどんどんUPしていくので、ぜひ参考にしていただきたいです。